1月の工房日記(第97号)

2023年1月。記事にするようなことが思い出せなく、記録用に撮っていた写真もこれといっていいものがない(涙)さて、どうしましょ。

97号も発行しているとこんな月もありますよね、なんて自分を甘やかしてしまいます。それでも毎月継続して工房日記を書き続けると決めたからには何か書きます。97号は8年と1か月続いたという事なんですね、100号も間近。良く続いていると自分を褒めたいと思います。この工房日記を書き始めた当時はインスタ、TikTokなどで配信するところは多くありませんでした。山の中の工房で人や車が通るわけでもなく、だれも訪ねてこない日がざらにある環境に、油搾っている人間がここいること、どんな人間がどんな思いで油を作っているのか。忘れないでほしい、安心の材料にしてほしいと思い、始めたのがこの月刊の日記でした。皆様のお役に立てていますでしょうか。そうであったら嬉しく思います。これからもたわいも無いことを書き綴りますが、お時間があるときにちらっとながめていただければ十分でございます。

 一つ思い出しました。当社が岩手のローカル番組の取材を受けました。そして宮城の友人が朝の全国番組に出演していました。私が油屋を始めたばかりで、彼は宮城県を代表する鍋を考案する前からの繋がりです。20代のころからの思いを絶やさず進み続ける彼には常に刺激を受けています。

変えなくてはいけないこと、変えてはいけないことに常に悩み、原点に立ち返り方向性を決めています。「持続可能」よく聞きますが、マクロ、ミクロの観点があってバランスが大事ですね。海外のことなんて他人事と思っていた節がありましたが、ここまで電気代があがると嫌でも世界とつながっていることを実感させられます。

だらだらと書いてしまいましたが、これからも弊社の油たちをよろしくお願いいたします。