12月の工房日記(第84号)

 新年あけましておめでとうございます。本年も変わらぬご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

早いもので2021年もあっという間に過ぎ、2022年がスタートしました。なかなか思うようにいかない日々が続いておりますが、時間は待ってくれず、にじりながらの毎日を過ごしております。

旧暦11月15日は油絞めのしとして言い伝えられておりますが、なにか意味があったはずと、その日に工場の見学会を開催しました。たくさんの方々に参加いただき、最後は広い会場でポツンと菜種油を使ったお弁当を食べ解散となりました。当日は参加者がお庭で栽培した菜種も一緒に搾って後日何らかの形でお渡しする予定です。一関市の花が菜の花であるゆえんや、菜の花から油がとれる一連の流れを体験していただき、いい会となりました。

 2022年は弊社にとって飛躍の年となるよう準備をしてきました。油の専門店として専門性を高め、その技術で地域も環境も食卓も豊かにしていけるように1年間将来を見据えて取り組んでまいります。設立当時に思い描いた田舎だからできることを形にしていき、誇れる故郷に少しでもなるようにこの1年は特に注目していただければと思います。

 最後にお客様にとりまして、幸多き1年となりますことをご祈念いたします。